2015年01月10日

やりたいをやった。

 おかげさまで2015年は新春からライブができて、本当にありがたいことです。
 合わせて(あわてて)ホームページも作成しました。

http://www3.to/udgr15

 徐々にコンテンツを移行していく予定です。
posted by 渡邉健太 at 02:06| Comment(0) | TrackBack(0) | ただの日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月06日

やりたいをやる。

 いろいろと切りよく終わって、始まった。

 仕事をやめて、毎日やることもなく部屋にいたら別の病気になるんじゃなかろうかと思っていたら、ぜんぜんそんなことはなくて、連日なにかしら用事で出歩いている。健康管理をしようとソニーのスマホに合わせてライフログ用のスマートバンドを買ってきたら、毎日ちゃんと歩き回っている。会社にいたころには消費しなかったカロリーに驚く。
 これまでは「やりたい」と思った。いまは「やる」ときだ。

 それとこれとでは全然バロメータが違うが、昨日観た「ゴーン・ガール」や、今日観てきた「TARO賞の作家II」展では驚きが物足りなかった。
 ゴーン・ガールはとても計算された映画で、その構造は例えば『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』を想起させた。文学的な面ではいい作品だったと思う。だけど論理にひとは驚かない。論理的整合性はむしろ心地いい。感情面にわだかまりはあっても、作品の構造に不満を持って帰るはめにはならない。あまりにもよくできていた。
 翻って、太郎賞アーティストの作品は別物だ。どれも大がかりなインスタレーションで、子どもが思わず近寄って触れてしまいそうな(※触っちゃダメ)作品ばかりだった。ただ、なんというか観飽きてしまったのだと思う。毎日見ているカーテンの柄に驚くひとがいないように。

 常設展示では、太郎と沖縄の関わりについてを扱っていた。ぜんぜん関係ないのに、冒頭の「痛ましい腕」や「夜」はまるでゴーン・ガールのシーンのようで笑った。
 それはさておき、「イザイホー」には驚きだった。太郎の作品は散々観ているので、やはりそれほど驚かない。釘付けにされたのはイザイホーのVTRだった。展示室の奥で太郎自身がずっと語り続けている「なんだこれは?」があった。
 例えばジブリの映画は一貫して滅びていくもの、失われていくものを描いていた。それはメタファーの場合もあるし、実際に身の回りにあるものときもあった。演繹すれば身の回りにあるものに、帰納すれば概念に姿を変える。どれもがすぐそこにあった。それはすごく詩的で、観る側に気付きを要求した。その「気付き」が、太郎の縄文やシャーマンのモチーフには不可欠だったのだと思う。
 子どもが身の回りにあるものから何かを発見して、それをクレヨンで描き殴るような。あの感動を、自分というブラックボックスを通過させて、メタファーとしてアウトプットする。その作品は気付きの驚きと喜びに溢れて、観る者も歓喜させるかもしれない。綺麗でもない、心地よくもない、まったく別の喜びだ。美しいものだ。

「なんだこれは?」を探すこと。そこに糸口があるように思う。

 これまでは「やりたい」で終わっていた。いまは「やる」ときだ。
 仕事に疲れ果てて、新しいものをインプットする余地がまるでなかった。ようやく、心の容器に余裕ができてきた。なんだこれはを探そう。

 このブログサービスに保存できる画像の容量も、そろそろ満タンが見えてきた。まるで去年までの俺のようだ(笑)。これ以上は入らない。
 ホームページを作り直したいと思っていた。いまは作ろう。
 歌集を作りたいと思っていた。いまは作ろう。
 ライブをやりたいと思っていた。いまはやろう。

 そして、探して詠おう。

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posted by 渡邉健太 at 21:53| Comment(0) | TrackBack(0) | ただの日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月05日

2015歌い初め続報

Live Number:87

ふっきーpresents「アコスイの新年会」

日時:1月7日(水) open 18:00/start 18:30

会場:新横浜ベルズ http://shinyokobells.jp/

出演:NAOKI KATO/菅原裕太郎/シュガーミーポン/ダイキ(from Cattley Chea)/Piano ambience/渡辺タテタ/増田正樹
※7組中の3番目、19:30ごろからの出演です。

チケット:前売2,000円/当日2,300円(1ドリンク別)

チケット予約:「ライブナンバー:87」、「お名前(フリガナ)」と「枚数」をudgr15@gmail.comまでお知らせください。

☆☆

Live Number:88

“新春歌会始め〜成人の日SP〜”

日時:1月12日(月・祝) open 17:00/start 17:30

会場:新宿FNV http://f-n-valve.com/

出演:TAKI/kuroawadaisuke/安藤匠/JUNICHI with YASU/FINEDOG/渡辺タテタ/シュガーミーポン ほか

チケット:前売2,000円/当日2,300円(1ドリンク別)

チケット予約:「ライブナンバー:88」、「お名前(フリガナ)」と「枚数」をudgr15@gmail.comまでお知らせください。

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posted by 渡邉健太 at 16:45| Comment(0) | TrackBack(0) | ライブスケジュール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月31日

時の河

 例えばいまから『ワンピース』を読み始めたとして、ストーリーの先に追い付くのはかなり難しい。流れというのは、そういうものだ。始まるとそこからどんどんと勢いを増して、湧水だったものが大河になって海にまで至る。

 流れ続けなければ、それは澱んでしまう。立ち止れば、流れの先は遥か彼方だ。
 濁流に飲まれてでも、流され続けた方がまだいい。惰性は悪いものではない。動き始めるためにはエネルギーを使う。それを止めるにもエネルギーはいる。惰性で動き続けられるのならば、それは「正」の方向へのエネルギー消費だ。

 この3年ほど、仕事以外に何もしてこなかった。(何をしただろうと自問することすら不要だ。)
 誰の助けもなく生活をしてきた。自分が働いて稼いできた賃金で飯を食い、服を着、ベッドで眠った。この間に少しでも自分が流れたものがあるとすれば、禅の思想くらいだろう。
 ほかには何もしなかった。新しい音楽を聴かなかった。芸術作品を観なかった。映画も観なかった。スポーツも観なかった。詩歌を読まなかった。自分で作ることもしなかった。俺は流れなかった。俺は留まった。

 3年の停滞は、絶望的なほどの置いてけぼりだ。いったい何から手を付けて、どこへ向かっていけば自分が愛するそれらの前線に至るのか見当もつかない。それでも、精一杯のエネルギーを使って、流れ始めよう。
 新しい音楽を聞こう。インスタレーションや、エンターテインメント映画や、スポーツを見よう。詩歌を読もう。少しずつでいい、体と心が許す範囲で、流れ始めよう。

 2015年は来るものじゃない。俺が、行くところだ。
posted by 渡邉健太 at 12:20| Comment(0) | TrackBack(0) | ただの日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月23日

存在

 その時期に個人差こそあれ、たいていのひとは存在意義について悩む。自分はなぜ存在するのか、その理由は何か、意味はあるのか。そして、たいていは大した理由などない。存在の発端も、自分自身には起因しない。たぶん、意義などないのだ。
 かつてデカルトはコギトで自分の存在を確信したが(そして実はコギトでは存在を実証できていなかったのだが、それでも)あの方法的懐疑は根源的なものに至るとても優れたアイデアだった。
 理由もない、意味もない。意義などない。それらをどう否定しようとも、それらが付随しやしないかと悩んだ根本的なターゲットは何か。存在だ。存在しないものについて、理由も意味も、意義も問われない。存在したから問うたのだ。
 存在すること、それ自体を越える価値などない。ただ存在しさえすれば、それは最高の価値である。

 さて、こんなくだらない言葉遊びはどうでもいい。存在の意義? そんな妄想じゃ、ケツも拭けやしねえ。

 いま俺が関心を持っているのは、存在そのものを感得させる芸術作品だ。存在のメタファーを、どう表現したものか。今回は短歌ではなく、インスタレーション作品をつくろうと考えている。
 ところが歌人で、体を壊してフルタイム働くこともままならない欠陥サラリーマンたる俺には、アトリエも工具も何もない。黄金町レジデンスってのは、月いくらで貸してくれるんだったっけかな。
 つい生活と天秤にかけてしまうが、ひとの命など芸術に比べれば取るに足らない。貯金なんかよりも、作品を残して死んだ方が100万倍マシだ。

 ひとは死ねば何も残らない。ザッツ・オール。
 しかし誰かの記憶に残る限り、その存在は「在った」ことを疑われずに1000年の時間すらをも越える。その時間の長さは、情熱に比例する。いかに激しく燃えたか。それがすべてだ。
posted by 渡邉健太 at 01:47| Comment(0) | TrackBack(0) | ただの日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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